付郵便送達・公示送達の調査報告書とは?書式と記載する項目、ご自身で調べるときの注意点

裁判所から「付郵便送達(または公示送達)の上申をしてください」と言われ、調査報告書を用意するよう求められて、何をどう書けばよいのかお困りの方もいらっしゃると思います。

この記事では、付郵便送達・公示送達の上申のときに出す調査報告書について、書式の考え方、記載する主な項目、ご自身で調べるときの注意点を、送達の現地調査を行っている当社の立場からご説明します。

目次

上申のときに裁判所へ出す書類

裁判所からの送達が「あて所に尋ねあたりません」「保管期間経過」などで戻ってきたときは、裁判所から、送達先に相手方が住んでいるかどうかを調べた調査報告書と、上申書を出すよう求められることがあります。

上申書は、裁判所が用紙を用意していることが多く、指示に従って必要な事項を記入して出すものです。出し方は、担当の裁判所の指示に従ってください。

調査報告書は、送達先の住居の状況を実際に確かめ、その結果をまとめるものです。

調査報告書の書式は決まっている?

上申書や調査報告書の書式は、決まった一つの形があるわけではなく、裁判所によっては書式や記載例を公開していることがあります。たとえば東京地方裁判所は「付郵便送達に係る上申書兼調査報告書」の書式を公開しており、札幌の裁判所のウェブサイトには、支払督促の「送達場所の調査報告書」の記載例が掲載されています。書式について分からないときは、担当の裁判所にご確認ください。

なお、記載例は書き方の一例として、要点を簡単に示したものです。調べて分かった事実を、裁判所に分かりやすく伝えることが大切です。

調査報告書に記載する主な項目

調査報告書には、主に次のような事柄を記載します。

調査の日時と場所

いつ、どこを調べたのかを書きます。住居の様子は時間帯によって違うため、何日の何時ごろに確かめたのかが分かるようにします。

送達先の建物の状況

集合住宅の共用部分にあるエレベーターの扉

建物の外から確かめられる、次のような事柄を書きます。

  • 表札の有無と、書かれている名前
  • 郵便受けの様子(郵便物やチラシがたまっていないか)
  • 電気・ガス・水道のメーターが動いているか
  • 窓・カーテン・照明・洗濯物など、人が暮らしている様子
  • 駐車場の車や自転車

窓・カーテン・照明などを確かめるときは、住んでいる方のプライバシーに配慮しなければいけません。室内をのぞき込んだり、室内の様子が写るように撮影したりすると、プライバシーの侵害となるおそれがあるためです。確かめるのは、外から自然に見える範囲にとどめます。

訪問したときの様子と、近隣の方への聞込み

送達先を訪ねたときに応答があったか、近隣の方や建物の管理者から何を聞いたかを書きます。聞いた相手は、年代や性別など、その方が特定されない範囲で書きます。

調査の結果と所見

確かめた事実をもとに、相手方がそこに住んでいるかどうかの見立てを書きます。見て確かめた事実と、そこから考えたことを分けて書くと、裁判所に伝わりやすくなります。

現地の写真

表札・郵便受け・メーターなどの写真を載せます。写真は、撮影した日時がはっきり分かるように載せます。いつの状況を写したものかが分かれば、調査を行った日時と照らし合わせて、記載した内容の裏付けとして確かめていただけるためです。

また、撮影するときは、通りがかりの方や近隣の方など、人の顔が写り込むような撮影はしません。調査に関係のない方のプライバシーを守るためです。

付郵便送達・公示送達の上申に必要な現地調査・調査報告書は、北海道総合調査にご依頼いただけます
送達先の住居の状況を当社の調査員が現地で確かめ、元裁判所書記官と弁護士が監修した書式の調査報告書にまとめます。お見積りは無料です。

ご自身で調べるときの注意点

ご自身で送達先を調べて調査報告書を作ることもできますが、次の点に気をつけてください。

  • 敷地や建物の中に、無断で入らない。オートロックの内側や、塀で囲まれた庭などに入ると、住居侵入罪(刑法130条)に問われるおそれがあります。
  • 郵便受けの郵便物を取り出したり、開けたりしない。確かめるのは外から見える範囲にとどめます。他人の信書を開けると、信書開封罪(刑法133条)に問われるおそれがあります。
  • 室内をのぞき込んだり、室内が写るように撮影したりしない。住んでいる方のプライバシーの侵害となるおそれがあります。
  • 近隣の方に、訴訟の事情を詳しく話さない。相手方の名誉やプライバシーを傷つけ、トラブルになることがあります。
  • 相手方と直接言い争いにならないようにする。危ないと感じたら、その場を離れてください。

北海道総合調査株式会社の調査報告書

開いたノートとペン

当社の調査報告書は、元裁判所書記官と弁護士が監修した書式を使っています。表札・郵便受け・メーターなどの確認や、近隣の方への聞込みで分かった事実を、撮影日時がはっきり分かる写真とともに細かくまとめ、確かめた事実と所見を分けて記載しています。

弁護士・司法書士の先生方からのご依頼でも、ご本人からのご依頼でも、同じ調査報告書をお渡しします。あとは、裁判所の指示に従ってご提出ください。

調査報告書は、調査終了後5営業日以内に、ダウンロード又は郵送でお渡しします。

付郵便送達・公示送達の現地調査(札幌市内) 士業様特別価格 19,800円(税込)

お見積りは、すべてのお客様無料です。士業様以外のお客様の料金は、お見積りでご案内いたします。

書き手:北海道総合調査株式会社 代表取締役 橋本 浩
探偵業届出 北海道公安委員会 届出年月日 令和6年4月3日 届出書の受理番号 第10240023号

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